遠藤雷太のうろうろ日記2

札幌の劇作家。日本劇作家協会会員。 演劇の感想は、できるだけ「否定的なことを書かない」「社交辞令で褒めない」「人と違うことを書く」という方針。

Kim Myung-ju『ラブ・スパーク』(2018年 韓国 8分56秒)

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2026/3/6

モテないコンセント型機械生命体の雄が、パートナーを見つけて合体する話。

この世界では、雄雌がカップルになって合体すると、「月の世界」に飛んでいく。それが、幸せなことらしい。

丸っこい機械の体がかわいい。土産屋で討っているボルトの人形感がある。技術のある人なら実際に作れそうな造形。

抱き合ってコンセントを差し込む、差し込まれている様子が絶妙に色っぽい。

主人公の(たぶん)男の子はコンセントの片方が欠けている。そのせいかモテない。

パートナーになる(たぶん)女の子は、大柄でうまく宙に浮かべず、ちょくちょく失敗している。彼女もうまくいっていない。

足りない者同士が、寄り道をしつつ新しいアイテムやアイディアを取り入れて、新しい関係性を築いていく。

可愛らしい機械生命体を愛でつつ、きれいにまとめられた話だった。