遠藤雷太のうろうろ日記2

札幌の劇作家。日本劇作家協会会員。 演劇の感想は、できるだけ「否定的なことを書かない」「社交辞令で褒めない」「人と違うことを書く」という方針。

2025-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ドストエフス キー『罪と罰』(35~70P)

罪と罰 上巻 (新潮文庫) フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス 新潮社 2025/2/26 最初の30Pで落ち着くかと思ったら、まだまだ人物名が出てくる。何となく読んでいたらすぐに迷子になる。 ○セミョーン・ザハールイチ:たぶんマルメのこと。 ○コーゼル:…

ドストエフスキー『罪と罰』(~35P)

罪と罰 上巻 (新潮文庫) フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス 新潮社 2025/2/25 何度目か忘れたがまた『罪と罰』を読み始めた。 忘れた序盤に戻って読み返すのがもう嫌になってきたので、30ページずつ感想を書いていくことにする。 テキストは工藤精…

デビッド・リンチ監督『マルホランド・ドライブ』

2025/2/23 ・女優になるべくハリウッドにやってきたベティが、マルホランド通りの追突事故で記憶を失ったカミーラと出会い、行動を共にする話。 ・デビット・リンチ作品は初めて。古典感はあるけど2002年の作品。わりと最近。 ・好きな人の感想ですら、難解…

THEATRE MOMENTS『フランケンシュタイン/怪物』

THEATRE MOMENTS『フランケンシュタイン/怪物』(観劇三昧) 2025/2/23 ・ビクター・フランケン博士が、自身の生み出した怪物によって大切な人々を次々と失っていく話。 ・前説でお客さんを交えてシアターゲームが始まる。 ・本作は本編への導入も担ってい…

岡本喜八監督『EAST MEETS WEST』(1995年)

2025/2/21 ・1860年、使節団の一員としてサンフランシスコにわたってきた武士の上條健吉が、強盗に父親を殺されたサム少年の敵討ちを手伝う話。 ・チャンバラと西部劇、東洋文化と西洋文化の融合と言うとわかりやすいけど、そんな単純な構図ではない。 ・色…

劇団なのぐらむ『SPARE ME』

劇団なのぐらむ『SPARE ME』 2025/2/16 店主が亡くなった小さなバーに、閉店を惜しむ人々が集まる話。 こじんまりとした題材のわりに登場人物が多い。店員、元店員、建物のオーナー、遺族など、90分強で15人。 話の進展よりも新しい登場人物が出てくるほうが…

札幌座『民衆の敵』

札幌座第62回公演「民衆の敵」 2025/2/12 ・街の温泉施設の危険性を訴えた学者が、実の兄である町長らの反感を買い、集会で民衆の敵と認定される話。 ・作者は『人形の家』で有名なイプセン。 ・1882年に書かれた。140年以上前の作品なのに、扱う題材が完全…

田中慎弥『共喰い』

共喰い (集英社文庫) 田中慎弥 集英社 2025/2/10 表題作と『第三紀層の魚』の二作品。 『共喰い』は、川辺の町で暮らす青年が、暴力と性欲で生きているような父親の影響下にいることに悩む話。 田中慎弥作品は初めてだし、現代作家の純文学もほとんど読んで…

アリ・アッバシ監督『アプレンティス ドナルド・トランプの創り方』

2025/2/10 ・青年ドナルド・トランプが辣腕弁護士のロイ・コーンとの出会いをきっかけに不動産業界で成功していく話。 ・たくさんの人が行き交うなかで微動だにせず、トランプへ視線を向けてくるロイ・コーン。いかにも運命の出会いという感じ。 ・こういう…

ジェシー・アイゼンバーグ監督『リアル・ペイン~心の旅~』

2025/2/7 ・アメリカ在住でいとこ同士のデヴィットとベンジーが、ポーランドにあるかつての祖母の家を訪ねる話。 ・ざっくり言うと、堅物の人間と奔放な人間が同じ時間を過ごすことで影響を与え合うかもしれないという、よくある話ではある。 ・祖母がホロコ…

イチニノ『千年後の冒険』

イチニノ『千年後の冒険』(無料) 2025/2/5 病気を他人に引き渡す技術と法律のある世界で、病気を渡した側の女性が、渡された側の人にあいさつする話。 映像内に医者が一人、舞台上に病気を引き渡した女性一人がいて会話する。加えて、作中には登場しない、…

ソイ・チェン監督『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』

2025/2/5 ・難民として香港に来たチャンが、マフィアから逃れて九龍城砦で暮らすようになるが、すぐに新しいトラブルに巻き込まれる話。 ・1980年代の設定。九龍城砦が立体迷宮化している。・チャンは、九龍城砦のリーダー格であるロンの庇護を受け、そこの…

畑博之監督『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』

2025/2/5 ・ある初音ミクが自らの表現に限界を感じて若い人間の歌い手たちに教えを乞う話。 ・初音ミクのことはほとんど知らない。どちらかと言うとゆっくりボイス派(たぶんそんな派閥対立はない)。 ・SNSで結婚したと言い張る人を見て、みんなの共有財産…

「鳥羽水族館」

2025/1/30 ・始発移動が続いたので、3日目はダラダラするぞと決めた結果、朝のラッコのお食事タイムを見逃す。 ・到着は10時半。ハイイロアザラシのお食事タイム。平日かつチューブトンネル調整中なのに人が多い。 ・続いてセイウチの解説とパフォーマンス。…